インドネシア群島山岳部族(ボルネオ島カリマンタン)の背負い籠

  • 商品説明・詳細

  • 送料・お届け

商品情報



ボルネオ又はカリマンタンと呼ばれる島、上半球と下半球とに分かつ赤道が島の中央を通る広大で、その大きさは世界第3位。
そんな気候風土の下、ジャングルの奥深い地でラタン(籐)は周りの樹木などに絡みついて自生する蔓性植物。
素材の特徴を最大限に活かすと、こんなにも軽量(なんと144g ....)でありながらも丈夫かつ利便性に長けた日用品が創られる。
優れたデザインと技術、
いく通りものパターンを組み合わせて柄を編み込み、あみ始めと終わりの目数を過不足なく辻褄を合わせる緻密さも見事だ。
写真4から7では特に丁寧な手仕事の細部をお見せしています。
写真6の背負い紐を籠底部左右に固定するパーツには編み手の意図が汲み取れる。
通し穴の耐久性はダブルになっている。

80年代バリ島にて入手。
使用頻度が高く経年数が大きいほど状態は良い。
良し悪しを見分けるコツは、籠を上下に押しつぶし音を聞いてみる。
状態が良いものはラタンが滑らかに経年変化を遂げ生々しいカシャカシャという音がしない。
商品価値理解の目安は、ラタン繊維の幅で、細いほど良いとされる。

本商品は、滑らかさとラタン繊維の細さに於いては「特別」では無いものの、作り手の細部への計らいでは「特級品」。

これからの季節、軽やかな装いに、スパイシーなエスニックアイテムをさりげなく。
コーディネイトの一例として商品に関するトリビアをご紹介します。
片平なぎさ、船越英一郎共演の小京都ミステリーシリーズ第30弾、20周年記念編、『エジプト パピルス殺人事件』で、取材に訪れたエジプトで2人が事件を追うストーリー。スタイリストのチョイスか?、尚子(片平なぎさ)が肩にかけていたるのは、美しいカリマンタンの籠。
ストーリー展開はさておき、籠の詳細に目は釘付け。
忘れられないシリーズ随一の編となりいまだに覚えています。

自らジャングルに分け入って材料を採取し、普段使いの道具を創造する人間の営みの一部として培われた手工芸。
その価値を重んじる風潮も年を経るごとに風前の灯のようにかろうじて最後の灯りをともしている昨今、必要な物だけをゆったりと編みあげたり、織り上げたり、縫い上げたりする事が仕事」だった時代に生きた人々への尊敬と、憧憬を込めて同好の士のあなたにお譲りします。
よろしくおねがい致します。

カテゴリーホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > 工芸品
商品の色をブラック系
商品の状態目立った傷や汚れなし

残り 1 11,270円

(6 ポイント還元!)

翌日お届け可(営業日のみ) ※一部地域を除く

お届け日: 01月17日〜指定可 (明日12:00のご注文まで)

  • ラッピング
    ラッピング
希望しない
希望する ( +600円 )
希望しない
数量
同時に5点までのご購入が可能です。
お気に入りに保存

対応決済方法

クレジットカード
クレジットカード決済
コンビニ前払い決済
コンビニ決済
代金引換
商品到着と引き換えにお支払いいただけます。 (送料を含む合計金額が¥299,000 まで対応可能)
ペイジー前払い決済(ATM/ネットバンキング)
以下の金融機関のATM/ネットバンクからお支払い頂けます
みずほ銀行 、 三菱UFJ銀行 、 三井住友銀行
りそな銀行 、ゆうちょ銀行、各地方銀行
Amazon Pay(Amazonアカウントでお支払い)

大量注文に関して

30個以上かつ10万円以上のご購入はこちらからお問い合わせください

お問い合わせはこちらから